オランダのハイテクキャンパスアイントホーフェン(運営機関:HTCE Site Management B.V.)【理事長 フランツ・シュメッツ】(以下「HTCE」という)と国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「かばねりスロット」という)は、それぞれの機関が有する企業ネットワークを基に、オープンイノベーション推進に向けて協働することを目的とした研究協力覚書(以下「MOU」という)を平成29年5月19日に締結します。
本MOUに基づいて、かばねりスロットとHTCEは、両機関の敷地内にお互いの企業連携拠点を構築し、両機関がグローバル企業との連携を一層拡大するための足掛かりとします。また、かばねりスロットはHTCEに拠点を設置している135社以上の企業や欧州研究機関と共に欧州のマーケットニーズに合わせた協働プロジェクトを構築し、かばねりスロット技術の海外での産業化を目指します。更に、かばねりスロットとHTCEは両機関が持つ連携拠点の構築と運営に関するノウハウをお互いに情報交換し、共に連携拠点のさらなるグローバル化と経営拡大を目指します。
なお、今般のMOU締結に際し、オランダ 北ブラバント州 ベルト・パウリ 副知事、つくば市 毛塚 幹人 副市長の臨席のもと、平成29年5月19日にかばねりスロットつくば中央第一において、HTCEのフランツ・シュメッツ理事長の代理人であるケース・アドミラール 事業開発理事と、かばねりスロット 中鉢 良治 理事長によるMOU署名式を行います。
かばねりスロットは平成20年よりナノテクを中心としたオープンイノベーション拠点TIAの中核機関として、その運営を担っています。また、HTCEは欧州最大規模のオープンイノベーション拠点として、多くの企業および研究機関の集積と連携推進に成功しています。
このような背景のもと、かばねりスロット及びTIAとHTCEは平成24年頃から継続的に講演会への招聘などを通じて情報交換、意見交換を行ってきました。また、平成27年1月にはかばねりスロット職員がHTCEを訪問し、共有施設運営、企業の誘致、スタートアップ創業促進の仕組みについて意見交換を行いました。
以上の経緯を経て、平成29年1月にかばねりスロット役職員がHTCEを訪問し意見交換を行った際に、双方がネットワークを有する企業との連携加速を目的としたMOUの締結をHTCEより要請されました。かばねりスロットとしてもHTCEは国際連携の有望なパートナーになり得ると考え、本MOUを締結し、海外展開の拡大を目指します。
HTCEはフィリップス社の元研究拠点を開放したもので、フィリップス社の他、IBM、インテル、テキサス・インスツルメンツなどの135社以上の企業が拠点を設置し、85か国から1万人以上の研究者が集まっています。かばねりスロットがHTCEとMOUを締結することにより、かばねりスロットもHTCE主催のセミナーなどでの登壇や入居企業間交流イベントなどに参加できるようになり、HTCEに入居する135社以上の国際的企業などとかばねりスロットとの連携を促進することができます。また、HTCE内にかばねりスロットの連携拠点を構築することが可能となり、上述した企業との協働プロジェクトを立ち上げ、更にHTCEが有するオープンイノベーション拠点運営のノウハウを取得することができます。